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06/01/05
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★ ハリケーン・シーズン
6月から11月にかけてはハリケーンのシーズン。ピークは8月と9月です。また、
嵐が発生する場所は違いますが、ハワイ諸島を含む東太平洋地域でも5月から11月
にはハリケーンに注意が必要です。
ハリケーンの発生数には増減を繰返す長い周期があるそうですが、1995年以降、ど
うやら発生数が多い周期に入ったようです。1995年から1999年の5年間にアメリカと
カリブ海諸国を蹂躙したハリケーンの数は41。5年間のハリケーンの数としては過去
最高です。
NOAAの予想によると、2005年は70%の確率で大西洋で発生するハリケーンが例年を
上回りそうです。今シーズン、12-15個のトロピカルストームが発生し、そのうち7-9
個がハリケーンになり、更に3-5個が勢力の強いのハリケーン(カテゴリー:3から5)
へと発達するだろうとのことです。
☆ 近年、日本でも台風の数も規模も例年を上回って被害が多いですね。アメリカで
も毎年のように住民が避難するようなハリケーン被害が出ます。明日は、どの地域で
被害が多いのか見てみましょう。
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06/02/05
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★ ハリケーン・マップ
ハリケーンの影響を受ける地域を示したマップはこちら。メキシコ湾に面した海岸
線とフロリダ半島全体、そして大西洋に面した東海岸一帯が赤くマークされています。
1900年から2004年の間にアメリカ本土に上陸したハリケーンの数を州ごとに見ると、
総数174個のうち、フロリダを直撃したのが64個で最高。次いで、テキサスが38個、
ノースカロライナが29個、ルイジアナが27個、サウスカロライナが16個、アラバマ
が12個、それ以外の州では一桁になります。
本土へ上陸して風の勢力が弱まった後もジョージア州やテネシー州などの内陸部で
も豪雨などで大きな被害が出ることもあります。赤で示された地域以外にお住まいの
方でもハリケーン情報にはご注意下さい。
☆ 今年はまだ嵐の気配はありませんが、、、Tropical storm に関する気象情報は、
こちらでどうぞ。
National weather services, National Hurricane Center
The Weather channel
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06/03/05
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★ ハリケーンの規模
ハリケーンは、瞬間風速が時速74マイル(33m/秒)以上に達する熱帯性の嵐のこ
と。発生する地域が違うだけで台風と同じ物です。直径30-50kmの目を中心に、勢力
範囲は650 Kmにも及ぶことがあります。
ハリケーンの規模は、瞬間風速を基準とした5段階で表現されます。
カテゴリー1(風速74-95mph):構造が弱い移動住宅(トレーラーハウス)や樹木へ
のダメージが主な被害。海岸沿いの道路で冠水。桟橋への軽い被害。
カテゴリー2(風速96-110mph):屋根材やドア、窓に被害がでる建物もある。植物
や移動住宅、桟橋に相当の被害。
カテゴリー3(風速111-130mph):物置きなどでは壁が部分的に破損、移動住宅は破
壊される。海岸近くでは洪水。漂流物で小さな建造物が破壊される。海まで平坦な海
抜1.5m以下の地域では、海岸から12、3キロ以上の内陸でも浸水の可能性あり。
カテゴリー4(風速131-155mph):小さな家屋では壁が破損し、屋根が完全に吹き飛
ぶことも。海岸線の侵食。海岸近くの建物では下の階に大きな被害。海まで平坦な海
抜3m以下の地域での洪水、海岸から10Kmの内陸の住宅地で大規模な避難が必要になる
の可能性がある。
カテゴリー5(風速155mph以上):家屋や工業用の建物の多くは完全に屋根が吹き飛
ばされる。小さな物置きなどは完全に吹き飛ばされる。海抜4.5m以下で海岸線か
ら500m以内にある建物では、下の階に大きな被害。海岸線から8-16km以内の低地にあ
る住宅地では、大規模な避難が必要になる可能性がある。
☆ 風速を表すmph(毎時マイル)の単位は慣れないので感覚がつかみにくいですね。
100mphは毎秒45m ですから、数字を半分にすれば大雑把に毎秒m に換算できます。
昨年は、ハリケーンCharley がカテゴリー4でアメリカ本土に上陸して甚大な被害
を出しました。
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06/04/05
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★ ハリケーンによる死者
ハリケーンによる死者のうち、9割が高波(Surge)と洪水(Flooding)による被害
者です。
ハリケーンやTropical Stormの強風によって海面の水位が急上昇し、海岸近くの地
域が水浸しになるのが高波です。ハリケーンが海岸線に直角に直撃、上陸が満潮時と
重なる、上陸地点が湾の近くや湾内、といった場合に被害が特に甚大になる恐れがあ
ります。 高波は言わば海水による洪水ですが、雨による洪水は海岸線から何百キロ
も内陸の地域でも被害の可能性があります。
ハリケーンによる死者の残り1割は、トルネードの被害者です。
トルネードの風は風速300mphに達することもあります。トルネードが一番発生しや
すいのはハリケーンの中心部(目)で、次に中心から100-150マイルも離れた、雨が
降るエリアの外側。主にハリケーンの上陸後24時間以内に発生し、上陸後2、3日後に
内陸で発生することもあります。
☆ 1969年のハリケーン Camille による死者は256人でしたが、そのうち113人は内
陸部での被害者でした。このような大被害は滅多にある事ではありませんが、油断は
禁物ですね。 タイ次郎
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06/05/05
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★ ハリケーンの名前
風速39mph以上に発達した熱帯低気圧やハリケーンには名前がつけらていれますが、
一体どうやって命名されるのでしょう?
ハリケーンの名前は6年分の名前のリストが予め決められていて、それを毎年順番
に使用することになっています。つまり、2005年に使う名前のリストは6年後の2011
年に再利用するわけです。こちらが、その名前のリスト。
http://www.nhc.noaa.gov/aboutnames.shtml
よく見て下さい。名前のイニシャルがアルファベット順になっているでしょ?名前
を聞けば、その年何番目のtropical storm かがわかります。大きな被害を出したハ
リケーンの名前はその年限りでリタイヤさせ、別の名前がリストに加わります。2004
年に猛威を振るった「Charley、Frances、Ivan、Jeanne 」の名称は、2010年のリス
トからは外されて「Colin 、Fiona 、Igor 、Julia 」に置き換えられています。
☆ ハリケーンについてもっと知りたい方は、Hurricaneという語の由来や、リアル
タイム・レーダー情報の入手、果ては「ハリケーンを核爆弾で吹き飛ばせないのか?」
といった質問まで、こちらのFAQをどうぞ。
http://www.aoml.noaa.gov/hrd/tcfaq/tcfaqHED.html
明日は…、日本への国際電話の話でも。それではまた! タイ次郎。
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